米国ドラマ「ゴシップガール」で有名になった「ブレイク・ライヴリー」。今年公開された映画「ふたりで終わらせる」に出演。その監督と主演を務めた「ジャスティン・バルドーニ」から、セクハラ被害と報復キャンペーンの被害を受けたとして、バルドーニを提訴しています。
訴状によると、ブレイクは「バルドーニが女性のヌード映像や画像を見せてきた」「事前打ち合わせなしで即興的なセックスシーンに及んだ」「何度もキスをした」などの被害を訴えている。
撮影が頓挫する可能性が浮上すると、当時、問題を解決するため、関係者が参加する会議が行われたそう。ブレイクをはじめ、バルドーニ, ソニーピクチャーズ幹部。また、ブレイクの夫ライアン・レイノルズも出席。会議では、不適切な会話から、報復的な行為について、話されたという。
ブレイクの要求内容
• 女性のヌード映像・画像をみせない
• バルドーニの過去のポルノ中毒について話さない
• 性的な誘いに言及しない
• 出演者やスタッフの性器について話さない
• ブレイクの体重に言及しない
• ブレイクの亡くなった父親に言及しない
HYBE子会社、関与
バルドーニ側はブレイクの主張が公にならないように、PRエージェンシーを雇った。この会社が、「The Agency Group PR LLC(TAG)」。HYBEが今年買収した米PR会社です。訴状にもその社名が登場。
米メディアによると、映画公開時にはネット上で、ブレイクに対する批判的な書き込みが目立っていたという。訴状によると、PR会社は、ブレイクの信用を落とすキャンペーンを展開。
具体的には、アストロターフィングや、メディア(Daily mail, Pagesix)にネタを提供し記事の作成を働きかけたとみられています。
訴状に掲載されたメッセージで、「The Agency Group PR LLC(TAG)」のメリッサ・ネイサンは「私たちが誰でも葬ることができるの知っているでしょ」。
ブレイク側は「今回の法的措置で、不適切行為に声をあげた人に対する、悪意に満ちた報復行為が明るみに出ることを願います。また、まだターゲットになっていない人への保護になればと思う」とコメント。
HYBEは韓国でも今年、ミン・ヒジン騒動で、そのPR手法が注目されることに。メディアに情報を提供して、同社に有利な記事を書かせたことに、批判の声が聞かれていました。
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