NewJeans「企画案」を入手し、コンセプトなどのパクリ疑惑が持ち上がっている「ILLIT」。2組の企画案を比べてみると、かなり似ているようです。
ハンギョレは「『ビリーフラボ新人ガールグループ企画案』と、『2021年チームランチング戦略(NewJeans企画案)』を入手して比較した結果、文書デザインや戦略などで類似した部分が多数発見された」と報じました。(NewJeans企画案)
(ILLIT企画案)
デザインは内部プレゼンテーション用で、かなり簡素。両企画案は、円を活用したデザインで、構図が似ている。ただ、かなりシンプルなため、このスタイルはテンプレートにあっても不思議ではないかなとの印象も持ちます。ただ、テンプレが使用されていても、これまでの経緯を踏まえると、同じテンプレを使用したことについては、議論を呼びそう。
NewJeans企画案については、2020年5月HYBE最高ブランド管理者(CBO)当時に、ミン氏本人がキーノート(プレゼンテーション作成ソフト)で作成したものだという。
ハンギョレは「HYBE全社で、同じテンプレートを使用しているか」と確認にした結果、「レーベルごとにそれぞれ異なるテンプレートを使用していることが確認された」とのこと。
(NewJeans企画案)
(ILLIT企画案)
類似点が見られるのは、デザインだけではない。
グループのコンセプトにおいて、差別化点も「同質感」と「憧れ」で一致。NewJeansはこれを実現するための戦略を表すキーワードとして「ティーン(10代)インフルエンサー」を提示し、ILLITは「クリエイター」を提示しています。
両企画案は、1つの例として米有名YouTuber「エマ・チェンバレン」を引用。今後の戦略でショートフォームを活用し、大衆のライフスタイルに近づける実用的なグッズ事業を提示したことも重なります。
これを見た、業界関係者は「盗作議論を避けるためにインフルエンサーをクリエイターに変えたと見られるが、事実上同じ戦略」と指摘。
最も重要な点は、作成された時期。NewJeans企画案は2020年、ILLIT企画案は2023年。トレンド変化が速いK-POP界で、3年前の企画案と類似していることについては、特に盗作疑惑がある中においては、訝しむ声が出てきそうです。
(NewJeans企画案)
(ILLIT企画案)
ガールグループ企画業務を担当する業界人は「市場分析と戦略的方向性まで2つの文書が非常に類似していると見られる」「文書デザインと論理、戦略方向性まで類似した企画案を通じてガールグループを相次いでデビューさせる事例は珍しい」。
「ILLIT」は今年3月にデビュー。デビュー前のティーザー公開の段階から、NewJeansとの類似性を指摘する声が聞かれていました。
HYBEとの対立が露呈した後に開かれた会見(4月末)で、NewJeansプロデューサー「ミン・ヒジン」氏も「NewJeansをコピーした」「オーディションポスターから始まり、古宮で撮った韓服写真、振付まですべて真似た」と主張。以後、パクリ疑惑が大きく取りざたされることに。
似ている「企画案」の存在は、10月に明らかに。ミン・ヒジン側は当時、「ビリーフラボがILLIT企画段階で、NewJeansの企画案を受け取った」「パン・シヒョク議長が2021年、NewJeansの企画案を受け取って良いと考えた。ビリーフラボがILLIT企画当時、途方に暮れて、「参考にしろ」としてNewJeans企画案を渡した」と主張。(パンPDも関知? ミンヒジン側「ILLIT側、NewJeans企画案を入手….パンシヒョクも受取容認」)
パクリ疑惑について、ILLIT側は全面否定した上で、ミン・ヒジン代表を業務妨害と名誉毀損で告訴しています。
@haru_fearnot Xの拾い動画ですがみんなはどう思う？ #newjeans #illit ♬ オリジナル楽曲 – HARU・ピオナ✨
▼「プレゼン資料も真似したのかよ」
▼「全く同じ」
▼「こういうのを見ると、亜流という単語があまり問題にならないんじゃない？」
▼「ビリフは良心があれば告訴取り下げろ」
▼「こうするために ミンヒジンのノートパソコンを奪ったのか」
▼「企画案を丸写ししたんだ」
▼「テンプレぐらい変えればいいじゃん」
▼「NewJeansの資料が無料テンプレートなの？」
▼「授賞式で賞をもらうなㅋㅋ」
▼「最初から堂々とコピーキャットだった」
▶([国会] ILLIT事務所代表「NewJeansパクリ疑惑」を否定)
▶(NewJeansパクリ騒動に、ILLITユナ「私達だけの色をお見せする」)
