HYBE傘下レーベル「Ador」が、韓国メディアの記事に反発しています。
スポーツ京郷は「『HYBE、法に従わずにいじめの手口』法曹人の一喝」との記事を掲載。この中で、判事出身イ・ヒョンゴン弁護士は、HYBEのやり口を強く批判していました。
これについて、Adorは「当社は9月13日、あるマスコミが報道した『ハイブ、法に従わずにいじめの手口』法曹人の一喝」の題下の記事に対して、以下のように反論を掲載することを要請した」「これは企業価値とアーティストIP(知識財産権)保護のための反論権行使次元」との声明を発表。
Adorは「取締役会が代表取締役を交替したのは取締役会に与えられた固有権限に従ったもの」「経営的判断により取締役会はいつでも自主決議で代表取締役交替を実行できる」「特定法曹人の発言だけで紛争の一方の当事者を批判しながら、当社に取材問い合わせや反論権保障をしなかったことに対して遺憾を表わす」「その上、該当弁護士は仮処分訴訟当時、ミン・ヒジン前代表側の支持嘆願書提出法律代理人を引き受けた方だ。不偏不党な報道のために当社と関連した報道をする時は反論権を保障してくれることを要請する」。
イ・ヒョンゴン弁護士は13日、Facebookを通じて「HYBE側がミン・ヒジン前Ador代表を相手に背任、会社簒奪、セクハラ隠蔽など法的イシューを継続して持ち出すのは結果を得るためではない」「法的イシューを継続して引っ張っていくこと自体が主な目的だ。それで一つが終われば他のイシューをまた引き出す」「法律事務所キム&チャンができない訴訟をなぜするのかというが、それはイシューを起こして継続紛争状態を作るための目的であることを知らずにする話」「高水準の法律諮問」ー
続けて「紛争状態であることを理由に法に従わずに自分たちのやりたいようにしている」「主に分譲型商店街や再開発組合で行ういじめのような手法」「私は法をこのような形で利用することを良く思わない」と、HYBEのやり方を批判。
さらに「株主総会で解任することは、株主間の契約違反と判決にあるので、今回は取締役会で解任させた」「取締役会の意はHYBEの意ではないか。ただ目隠しをするようなやり方だ」「このようなやり方で物量攻勢を行えば、普通の人々は耐えられずに落ちる」「私はそれは正義ではないと考える。こういうことを見ていると、応援する気持ちになるんだ」と綴っています。
Adorは先月27日、取締役会を開き、NewJeansのメインプロデューサー「ミン・ヒジン」氏を、Ador代表職から解任。HYBEは「他のすべてのレーベルでも採用されている制作と経営の分離を適用した」と説明。この解任と同じ日に、Ador元社員が、ミン前代表に対して「名誉毀損と個人情報保護法違反で告訴した」と発表。タイミングから、HYBEと連携しているのではないかと勘繰る声が聞かれました。
ミン氏側は「自分の意思とは関係のない、一方的な人事」と反発。9月13日、「社内取締役再選任のための仮処分申請した」と発表しています。
▶(ミンヒジン、Ador代表復帰へ動く – 裁判所に仮処分申請)
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