現在、新曲「クラクション」で活動中の「(G)I-DLE」。先日、赤十字マークがプリントされた衣装を着用し、音楽番組に出演。この衣装が物議をかもしています。
メンバーらが着用したのは、クロップドされたトップスと、ホットパンツという露出度が高い衣装。トップスはホワイト基調で、胸のあたりに「赤十字マーク」と「ライフガード」という文字がプリントされています。ホットパンツにも、赤十字マークがデザインされています。
これについて、「赤十字」側が抗議しています。
韓国赤十字は「赤十字標章使用に関して、(G)I-DLE側の承認要請はなかった」「標章を管理する人道法研究所で所属事務所に問題提起した後、再発防止計画の提出を受ける予定だ。ただし故意性はないと判断し罰金や過怠金賦課はないだろう」と述べています。
「赤十字」マークについては、「ジュネーブ」条約や国内法によって、使用が制限されています。大阪赤十字病院の公式サイトでは、「白地に赤い十字のマークは、世界最大の人道支援のNGO赤十字に関係のある活動にしか使用を許されていないマーク」「これはジュネーブ条約や国内法によって厳密に定められています」「このマークが薬箱や赤十字以外の病院やクリニックの看板、あるいはレスキュー隊のユニフォームなどに描かれていれば、それらは全てジュネーブ条約違反なのです」と綴られています。
「赤十字」マークの他にも、衣装についてライフガードを性的対象化したという批判も沸き起こっています。ネット上では「人を助ける職業をこのように性的対象化するのが正しいのか」「軽率で無礼だ」といったコメントが。
これらの問題について、所属事務所キューブからはコメントは出ていません。
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