「JYPエンターテインメント」が、中南米の音楽市場に進出するため、子会社を設立しています。
JYPは18日、「現地法人『JYP Latin America』を設立し、「Universal Music Latino」とパートナーシップを結び、ラテンアメリカの音楽市場に進出する」と明らかにしました。
具体的には、2024年第3四半期(7-9月)に現地に子会社を立ち上げ、所属アーティストの域内ツアーや新規事業を拡大すると同時に、現地ファンとのコミュニケーションの窓口を構築する。また、現地化グループのプロデューシングも計画中です。
「A2K」(LatinAmerica2Korea)のラテン版オーディションプログラム「L2K」(LatinAmerica2Kore)のローンチが計画されています。それを通じて、現地化ガールズ・グループがデビューする予定です。
昨今、ラテン市場は高成長中。全世界のアルバム・音源市場規模は2022年に、前年比9%の成長を記録。一方、ラテンアメリカのアルバム・音源市場は、2022年に前年比26.4%増の13億ドルに成長。
K-POP大手事務所では、その成長力に着目した「HYBE」がいち早く、現地市場に進出。2023年11月、「メキシコにHYBEラテンアメリカを設立する」と発表。傘下アーティストのラテン市場進出をサポートする役割を担うだけではなく、新人アーティストやコンテンツ開発も視野に入れているとのことです。
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