TWICE「ナヨン」が14日、2ndミニアルバム「NA」とタイトル曲「ABCD」をリリース。ソロ新譜発売は、2022年6月発売「POP!」以来です。
2年ぶりのソロカムバックとあって、注目されましたが、音源成績の出足は振るいません。オンライン・コミュニティではデビュー曲「POP!」に比べて良くないとの声が目立っています。この状況に、JYP株主から嘆き節が聞かれています。
ある個人株主は「Naver株式掲示板」に、「ナヨンの新曲を聞いて、私は思った」とし、JYPの現状を嘆く書き込みを掲載し、注目されています。
投稿者は「形だけの成長に酔って内実を疎かにしたJYPの凄惨な末路を見るようだ。むちゃくちゃな音楽性、底質の企画力。NMIXXとVCHA, NEXZの低調な成績が決して偶然ではなかったことを再び悟る」と痛烈に指摘。
JYPはここ数年、音源成績において、苦戦しています。好調なのは、Day6のみ。最近までは、音盤成績が好調なので音源成績の不振ぶりはスルーされていた印象ですが、2023年秋ごろからK-POP音盤市場に変調が見られ、事務所に関係なく人気グループの前作割れが相次いでいます。頼みの音盤市場が崩れる中、音源成績も挽回できずにいる。株価に良い材料が乏しく、株主の不満がたまっています。
投稿者は音源成績の不振は、クオリティの低さが要因と指摘しています。「TWICE, ITZY, NMIXX、ナヨン、ジヒョのソロまで。本当にひどい企画力と実力だ。今回のナヨンのアルバムを聞いて怒りがこみ上げてこなければ、JYPの株主なのか疑わしい。この4年間、JYPが出したアルバムの中で、それでも高く評価したのがナヨンの1stソロアルバムだった。そのナヨンまでダメになった」-
続けて「HYBEやSMがあらゆる経営的な低質な行動を見せても、出す商品は素晴らしかった。あの激しい内紛劇の中でも、今回のNewJeans音楽は非常に素晴らしかった」「JYPは音楽企画会社として基本中の基本ができていない。TWICE、Stray Kids、ITZYなど核心IPが老朽化した。TWICEの引退、Stray Kidsの再契約、ITZYの契約終了が目前だ。新規グループは不振から脱却できずにいる。海外現地グループもつぶれてしまった。悪材料だらけだ」と綴っています。
JYPの株価をみると、18日現在ピークの半分以下に。株主が嘆くのも無理もない状況です。韓国オンライン・コミュニティでは、JYPの現状について次のような反応が寄せられています。
▼「あの歌がすごく酷かったわけではないし、ナヨンが消化できなかったわけでもないけど、大衆がナヨンに望む類の歌じゃなかった。JYPは消費者のニーズを把握できない、今は先導する能力もない」
▼「歌唱やスタイリングに微妙なダサさがある」
▼「歌が2000年初めのインシンクの感じ」
▼「2017~18年以降、JYPの曲は聴かなくなった」
▼「JYPは一時期、SMに匹敵すると思ったが、最近の歩みを見れば全くそうではない」
▼「事実上、大手事務所で良い実績にも安住せずに、音楽的な試みをしているのはSMだけ」
▼「JYPは洗練さが全くない。ただダサイ、NewJeansのMVを見てくればわかると思う。JYPはトレンドを作れない」
▼「aespaのアルマゲドンと、クオリティの差がかなりあったよ。Y2Kであることも分かるし、ナヨンもコンセプトをよく生かしたけど、ただ曲自体のクオリティが3大所属事務所から出た歌?って感じ」
▼「JYPは、ダサさから脱皮しなければ、もう上がり目がないと思う…全社レベルで大々的な改革が必要だ.. 昔のようにダサくても生き残れる時代ではない」