HYBEと子会社Adorが、対立中。今月31日に開催される予定の「臨時株主総会」で、HYBEは、ミン・ヒジンAdor代表を含む幹部の解任を目指しています。
そんな中、解任に反対する「NewJeans」ファンダムが嘆願書を提出すると明らかにしました。
彼らは嘆願書で「私たちが愛するNewJeansが今まさに大きく跳躍する成長の分水嶺に立つ時点で、親企業HYBEとミン・ヒジン代表の間の紛争がふくらみ、NewJeansとファンは非常に不安な心に置かれている」。
続けて「私たちはHYBEがNewJeansのために大きな投資をした事実をよく知っており、ミン・ヒジン代表もまたこの間誰よりもNewJeansに対する愛情と責任感を持ってNewJeansを成長させ、Adorの収益を安定的に創出しながら代表として本来の責務に充実していると考える」。
ファンダムは「ミン・ヒジン代表が違法な行為をしたということが法的に最終結論が出るまでは、当事者間の契約内容は尊重されなければならない」「その時までミン・ヒジン代表の地位が維持されることを希望する、ということがメンバーの意であることを私たちはよく知っており、私たちの意もまた同じだ」。
また「NewJeansを大切にしている私たちファンクラブ一同は、これまでミン・ヒジン代表がNewJeansのために成し遂げた成果を十分に認めており、メンバーとの関係もまた今のように強固に維持されることを希望しており、それがNewJeansの成長のために今後も役に立つ最善の方向だと考える」と綴っています。
HYBEは現在、Adorの株式を80%保有しており、経営支配権を掌握。「臨時株主総会」が今のまま開かれれば、HYBEの意向通りに進みます。Ador経営陣の解任は必至です。これに対して、Adorは裁判所に「HYBEが議決権を行使できないようにしてほしい」と、仮処分を申請し対抗。
その仮処分の可否を決定するために、裁判所は17日審問期日を実施。NewJeansメンバーはもちろん、Adorチーム長級の従業委員の相当数が嘆願書を提出しています。
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