HYBEと、子会社Adorが対立中。HYBEはミン・ヒジンAdor代表が経営権奪取を狙っているとして、告発。その上で、Ador幹部陣の解任に向けて「臨時株主総会招集」を要求。その「臨時株主総会招集」は今月31日に開催されます。
そんな中、HYBEはAdor「S副代表」に対する調査を金融監督院に要請することにしたといいます。風評流布と未公開情報を利用した資本市場法違反の疑いがあると見ています。
HYBEによると、S副代表は15日に保有していたHYBE株全量(時価2億ウォン分)を売却。HYBEとAdorの内紛が勃発すれば、HYBE株は下がると見て、あらかじめ処分。それが未公開情報の活用(インサイダー取引)だと疑っています。
HYBEはまた、ミン・ヒジンなど他のAdor経営陣に対しても金監院に調査を要請することにした。調査理由は、「株価に否定的な影響を及ぼすために、HYBE傘下レーベル所属アーティストが他のアーティストを盗作したという虚偽情報を流布するなど、詐欺的な不正取引を犯し、相場を操作した行為」。HYBEはこれを明示したという。ミン・ヒジン代表などが株価が下がることを事前に認知していたというメッセンジャー内容などを証拠として提出する予定。
これについて、ミン・ヒジン代表側は「監査着手が公開されたのは22日で株式を売った時点より以後のこと」「これを予想してあらかじめ株式を売ったということは話にならない」とのコメントを発表しています。
▶(HYBE「ミンヒジン」後任、すでに決定か….「臨時株主総会招集」でAdor幹部陣の解任目指す)