「NewJeans」が所属する「Ador」と、親会社「HYBE」との内紛が勃発。HYBEは22日、独立の動きを察知し、監査を実施。Adorミン・ヒジン代表は「すべてILLIT(HYBE傘下レーベル所属)のNewJeansコピーから始まった」「HYBEはむしろこれを黙認して主導する態度を見せてきた」と憤りをあらわにしています。
「ILLIT」は3月25日にデビュー。この直後、NewJeansのメンバー両親たちが「NewJeansと似ている」として問題視、Adorに解決するよう要請したといいます。東亜日報は「両親たちが先に」と伝えています。
その要請を受けて、Adorは4月3日、HYBEパン・シヒョク議長とパクCEOに是正要求書を送付。すると、HYBEは答弁書を送り、NewJeansメンバーの両親との面談をAdorに要求。しかし、HYBE側の回答に誠意がないと感じた親たちは、この要請を断ったという。このような経緯を経て、HYBEが22日に監査に乗り出したといいます。
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これに関連して、東亜日報はHYBEのマルチレーベル体制の不備を指摘。「企業規模が拡大するにつれて、本社とレーベル間の葛藤と不信が増幅される構造的問題がある」「レーベル自体の創作権保障など明確な基準が用意されていない。今回の事態がまた起きないように、再発防止策が必要だ」。
記事では、チョン・ドクヒョン大衆文化評論家が「今までK-POP産業では主に『トップダウン』方式で企画会社が運営されたが、今は独立レーベルとして自律性を尊重する方式で変化がなされている」「制度的補完点が必要な時点」と述べています。
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