YGエンターテインメントの2023年「事業報告書」が公開。その中で、無形資産として「411億8500万ウォン」(47億円)を報告。これには、昨年再契約を結んだ「BlackPink」との専属契約金が含まれています。上場するK-POP事務所は、所属アーティストとの専属契約金を「無形資産」として計上します。
これについて、YGは「昨年BlackPinkだけでなく多数IPに対する再契約および新規契約があった」「契約事項を公開することはできないが、該当金額はBlackPinkだけの契約金と見ることはできない」と述べています。
YGは昨年12月、BlackPinkのメンバーと再契約を締結。そのほか、Babymonsterが新たにデビューしただけ。大きな契約はなく、「411億ウォン」のほとんどがBlackPinkとの契約金とみられます。メンバー1人当たりでみると、約100億ウォン。金額に鑑みると、契約期間は1年以上とみられます。
YGとの契約は、BlackPinkグループ活動に限ったもの。メンバー4人は個人活動においては、YGと契約を結ばず、それぞれ個人レーベルを設立。独り立ちしています。
YGはグループ活動のみに巨額の契約金を注ぎ込んだだけに、それを回収するためにはワールドツアーを含むグループ活動が必須な状況。YG側は「BlackPinkグループ活動計画を準備中」と話しています。