「Viviz」が所属する「Big Planet Made(ビッグプラネットメイド, BPM)」が、カカオの不公正な手数料を暴露しています。
Big Planet Madeは「カカオエンタが一般事業者には約20%の手数料を要求する反面、SMエンターテインメントのような関係会社には5~6%を賦課する情況とこれに関連した証言を確保した」と主張。
さらに「カカオが系列会社および子会社に属する企画会社(SM, スターシップなど)と、その他の企画会社間の流通手数料を差別的に賦課する事実を把握した」「1月公正取引委員会にこの問題を検討してほしいという内容を盛り込んだ申告書を提出した」と明らかにしました。
「Melon」を運営するカカオ・エンターテインメントは、「カカオ」の子会社。そのカカオとカカオエンタは、SMの株式を4割弱保有。SMの経営権を掌握しています。カカオは「SM」を含むグループ会社に対して、手数料で優遇していたというのが、今回の主張です。
これに関連して、BPMの声明にでてきた「証言」について、テンアジアは「SMエンターテインメントA氏の直接的な内部機密流出があったことが把握された」と報じています。
記事によると、SM関係者A氏はBPM役員との会合で「SMは流通手数料として5%台を払っている」「交渉がなされればBPMも流通手数料を5%台に下げられるようカカオエンタとの中で役割をする」と述べたといいます。
BPMの主張に対して、カカオ・エンターテインメントは「事実と全く異なり、一方的な解約通知に深い遺憾を表わす。BPMは現在、誤った事実を根拠に一方的な契約解約を主張している。他社の契約内容を正確に知ることはできない」。
それと共に「カカオエンタは厳格で客観的基準によりパートナー会社と協議し契約を締結し、特定パートナー会社にいかなる不公正な恩恵も提供したことがない」「カカオ系列会社可否は流通手数料率算定のための考慮基準では全くない」と反論しています。
▼「SMとビッグプラネットは、なんでしきりにトラブルになるんだよ」
▼「SMからBPMに移籍した人が多いのかも」
▼「転職して情報が流れたみたい」
▼「5%と20%の差はひどいね」
▼「内部告発だよ」
▼「公取が調査する」
▼「流通手数料と、競合への会社機密流出…2つの問題がある」
▼「5%と20%はひどいじゃないか.. 業界を巻き込んで大事になりそう」