「Le Sserafim」が19日、3rdミニアルバム「EASY」をリリース。現在集計中の「初動売上」途中経過を見ると、初日は前作から2割減の「78万枚」で、4日目は累計「919,039枚」を記録。これも前作同日比2割減。盛り返しが見られない中、初動「前作割れ」の可能性が高まっています。
この要因について、市場アナリストが「韓国内の女性ファンダムの離脱」をあげています。
大信証券、イム・スジン研究員は「アルバム販売量不振の原因は、複合的だろう」として「一部国内女性ファンダムの離脱と、ファンダム購買力が弱まる第1四半期の季節的特性が主要に作用しただろう」と分析。
このアナリストによると、19日に開かれた新アルバム「Easy」ショーケース・イベントでは、男性ファンの割合が70~80%に達していたといいます。これまではというと、男女比は、半半だったといいます。
一般的にエンタメ業界では、忠誠度と購買力が高いのは、男性ファンより女性ファンと見られています。また、韓国のファンは海外ファンに比べて、競争心に基づいて、アルバムを購入する傾向が強いといいます。「韓国女性ファン」は、フィジカルアルバムの購買意欲が旺盛な層ということになりますが、それが離脱したのが、不振の主因ではないかとの分析です。
▼「疲れた。もう初動競争やめようよ」
▼「1日目で大騒ぎだよ」
▼「そういえば、Le Sserafimなんで予約注文の記事がなかったんだろう? 今までは当日出たのに」
▼「この子たちだけ落ちたんじゃない。女性ファンの方が多いaespaもすごく落ちたじゃん」
▼「中国の共同購入が抜けたんじゃないの?」
▼「前回はフルアルバムで、今回はミニ」
▼「全体的にアルバムの販売量が下落している」
▼「(G)I-DLEの数字は良かった」
▶((G)I-DLE、Le Sserafim超え!初動153万枚、歴代5位)
K-POPアルバムのフィジカル売上はストリーミング全盛の中でも、ここ数年、右肩上がりで推移。しかし、昨年秋ごろより、アルバムのフィジカル売上に失速感がみられています。有名人気グループ(ITZY, Stray Kids, aespa, NMIXX)がそろって、前作割れを記録。要因としては、中国経済の不振があげられています。