30代の「K-POP男性アイドル」が兵役不正で、有罪判決を受けています。
17日、ソウル北部地裁は、兵役法違反の罪に問われた「アン被告」(32)に対して、懲役1年、執行猶予2年を言い渡し、社会奉仕80時間を命じる有罪判決を下しました。
「アン被告」は当初、兵務庁の身体検査で1~2等級を受けた。しかし、心理的問題と認知機能障害があるかのように装い、知的障害診断書を発給してもらい、4級(社会服務要員)として分類されたといいます。
診断書を受ける過程で、医師に「心が大変で死にたいという思いまでした。理由もなく心臓がドキドキして呼吸もうまくできなくなり不安だ」と虚偽の症状を伝えたことが明らかになったといいます。
裁判所は「精神的に特別な問題がなかったにもかかわらず、あたかも知的能力に問題があるかのように振る舞って兵役義務を忌避した」「初犯であり、兵役義務を履行するという意思を明らかにした点を参酌して判決を下した」と述べています。
「アン被告」は2018年にデビューしたアイドルグループのメンバーで、リーダーを務めていたといいます。