「HYBE」が、入隊中の軍人とのコミュニケーションサービスを展開する「ザ・キャンプ」に、「肖像権・パブリシティ権」を犯さないよう警告しています。
HYBE関係者は「『ザ・キャンプ』運営会社で許諾なしに無断でBTSメンバーの肖像および名前などを使用し、パブリシティ権侵害事実を確認し厳重な措置を取る」と述べました。それと関連して、内容証明を送ったといいます。(パブリシティ権とは、肖像や氏名、声など個人の人格的属性が持つ経済的価値に対する商業的利用を統制できる権利をいう)
「ザ・キャンプ」はモバイルアプリとインターネットサイトを通じて、入隊中の軍人に、慰問手紙を送ることができるサービスを提供。2017年に設立。株式会社Enable Daon Softが韓国陸軍と協力して、サービスを展開中です。
過去には慰問の手紙は郵便で送られていましたが、今は「ザ・キャンプ」で作成するのが普通となっています。BTSメンバーが昨年末、相次いで入隊し、そのファンから多くのアクセスが寄せられたと思われます。
すると、「ザ・キャンプ」は最近、BTSの写真と名前でコミュニティを開設。これに「オフィシャル(Official)」と付けられました。また、ショッピングモールでは、「人形」が販売され、ここにBTSメンバーの実名が使用。人形の1体あたりの価格は5万6000ウォン。
これについて、7人のメンバー全員が軍服務中の中で、メンバーの人気と名声を無断使用する行為として、ファンが先に抗議の声を上げたました。それを受けて、所属事務所が対応に乗り出した格好です。
「ザ・キャンプ」側は現在、BTS関連の掲示物を削除しています。
