「Fifty Fifty」メンバーの「キナ」が、「専属契約効力停止仮処分」却下判断に対する不服申立てを取り下げ。「所属事務所」に復帰。その理由について、事務所代表は「著作権問題で、アン・ソンイルに不信感を持ったため」と説明しています。
「キナ」は16日、ATTRAKTに復帰。代表と再会。その際の様子について、ATTRAKTチョン・ホンジュン代表は韓国メディアに「キナが訪ねてきて『会社に戻りたい』と言った。これまで気苦労が激しかったのか、痩せて倒れそうだった。不安と憂鬱症状に苦しんだという」と述べています。
また、「キナ」が戻ってきた理由については、「この間、The Giversアン・ソンイル代表の学歴偽造など各種偽造経歴が公開された。キナが直接作詞した『Cupid』のラップ作詞の著作権までアン代表が強奪した事実が報道された。キナもマスコミを通じてアン代表の不正を知り、疑いを抱いたようだ」と述べたといいます。
アン・ソンイル氏は、「Fifty Fifty」のデビュープロジェクトも手掛けたプロデューサー。同氏は「Cupid」の音源を、海外作曲家から購入する過程で、所属事務所に知らせずに著作権を密かに購入し、所属事務所のメールアカウントと関連資料を削除した疑いが持たれています。
韓国著作権協会によると、「Cupid」著作権持分はアン・ソンイルが28.65%、ペク氏が4%、The Giversが66.85%で、ラップを作詞したキナは0.5%だけでした。
今後について、チョン・ホンジュン代表は「戻ってきてくれて嬉しいし、ありがたい。キナの去就は徐々に議論する予定」「これとは別にThe Giversに対する訴訟は継続進行する予定だ」と述べました。