今秋、パリとミラノではファッションウィークが開催。各ブランドが「2024年春夏ショー」を披露。そのブランドが主にSNS上で創出した「EMV(メディア価値)」について、「Vogue Business」がランク付けしています。
「EMV(Earned media value)」は、マーケッターが用いる測定指標。「Earned media」は、あるブランドやキャンペーンに対する、SNS上の反響。インプレッションやシェア, ライクや、そのブランドに関する記事など。「Earned media value」はその価値を数値化したもの。
「Vogue Business」によると、最も多くの「メディア価値」を創出したのは、「ディオール」。その価値は「66億円」と算出。このEMV創出に最も貢献したのは、BlackPink「ジス」。グローバルアンバサダーとして、パリコレに出席。大きな反響を巻き起こしていました。
Forget viral stunts: This fashion month was all about the celebrities. Instead of viral moments, brands invested in star-studded front rows and celebrity casting. Vogue Business breaks down which strategies had the biggest returns. https://t.co/kPqDs0st72 pic.twitter.com/qHSAXryOZV
— Vogue Business (@voguebusiness) October 11, 2023
2位は、「プラダ」で「62億円」。トップインフルエンサーは「ENHYPEN」。7位には、「ロゼ」がグローバルアンバサダーを務める「サンローラン」。
9位は「ミュウミュウ」。パリコレショーには、IVE「ウォニョン」, TWICE「モモ」, 少女時代「ユナ」の3人が出席。このうち、最も「メディア価値」をもたらしたのは、「モモ」だったそうです。