卑猥なパフォーマンスをしたとして告発されたMamamoo「ファサ」。10日、警察の取り調べを受けたといいます。
所属事務所P Nationは「ファサが警察の取り調べを受けたのは正しい。誠実に臨んだ」と明らかにしました。
ファサは5月12日、成均館大学校の学園祭に出演。その際、「股間をタッチ」するジェスチャーを行いました。これについて、学生保護者人権保護連帯(学人連)は「この公演を目撃した大衆に羞恥感と嫌悪感を呼び起こすのに十分な行為だ。大学祭で起きた行為に対して公演わいせつ罪で告発する」と、「公然わいせつ罪」で告発していました。
公然わいせつ罪は不特定多数によってみられる場所でわいせつな行為をした場合に適用され、1年以下の懲役, 500万ウォン以下の罰金、拘留または過料が科されます。
警察は告発人と「ファサ」を呼んで聴取し、企画会社などからも関連資料を受け取り、問題のパフォーマンスが刑事処罰の対象になるか調査しています。
歌手の舞台パフォーマンスについて、捜査が行われる同様の事例は以前にもありました。
2009年12月、G-DRAGON(当時21歳)がソウルオリンピック体操競技場での公演で、性行為を連想させるダンス動作を見せ、これに保健福祉家族部が捜査を依頼。
当時、検察はG-DRAGONを立件猶予として「扇情的ではあったが、2時間余りの公演で性行為を連想させるベッドパフォーマンスは2分程度であり、直接的な性行為描写は数秒に過ぎずわいせつには及ばない」と判断。G-DRAGONが所属事務所の企画どおり公演した点も考慮されました。立件猶予は「犯罪疑惑はあるが立件する必要はない」と判断した場合に下す処分です。
