「Fifty Fifty」騒動について、SBS調査報道番組「それが知りたい」が19日、特集「ビルボードガールグループ-誰が翼を折ったのか」を放送。その中で、メンバーの家族のインタビューが公開されました。
所属事務所ATTRAKTチョン・ホンジュン代表について、あるメンバーの家族は「恐怖の対象だ。幼い子供たちが堪えられなさそうだ」。別のメンバーの家族も「すべての世論をこのようにし、締め付けておいて戻ってこいと話す。そっちの方が怖い」。
また他のメンバーの家族も「精算は付随的なようだ。パニック障害で何度も発作があった。一度は失神して酸素呼吸器で目覚めたこともある」「CCTVもあったし監視と統制がひどかった。親たちが食べ物を持ってきたらリビングに投げ捨ててゴミ箱に拾いなさいという侮辱的な言葉など、酷い扱いを受けた」「2度と帰りたくないって言ってた」。
番組では、メンバーの手紙も公開。メンバーたちは「持続的で悪意的な噂で大変だが耐えると誓っている」と伝えています。
この放送について、ATTRAKTチョン・ホンジュン代表が過去にプロデュースしたグループ「The Lush」出身のキム・ミニが、反論。
Instagramを通じて「社長、私たちの行事が多い時も私の友達が結婚するからといってその日は何も決めないでほしいと言えば、全て外してくれて家族旅行スケジュールも全て合わせてくださって、『人気歌謡』スケジュールのため、1人で先に帰国したこともある」-
続けて「誰が見ても失敗した時、スタッフたちが苦労するのが申し訳なくて食事代制限なしに、レストランに行き回収できないお金であることを知っていたはずなのに何も言わなかった」。
キム・ミニは「人気というのは権不十年(権勢は長く持たない)だ。一生の職業ではないということだ。ほとんどの芸能人は幼い頃に突然現れたらそうするだろう。「私は違うし、私は違うだろう」として「宝くじに当選した人たちも結局ほとんど敗家亡身(破滅)する。 おいしい店も10年維持するのは難しい。考えてみなさい。 一度行った店に再度行ったことが何回あるのか」と綴っています。
さらに「本当に歌いたいなら歌え。私たちは本当に歌いたかったが、人気がなくてできなかった。見守ってくれる人がいて、その中で歌えるのがどれほど貴重なことか分からないこと、とても腹が立つ」と締めくくっています。
「Fifty Fifty」は無名事務所ATTRAKTに所属ながらも、デビュー7か月で米国で成功を収めました。新曲「Cupid」(英語ver.)はインシングルチャートHot100入り。最高17位を記録し、現在までに21週以上連続で上位圏にとどまっており、その成功は「中小企画会社の奇跡」と形容されています。
しかし6月、所属事務所に対して専属契約の効力停止を求める訴訟を提起し、衝撃を与えました。メンバー側は「精算資料提供義務違反」「債務不履行」などを問題視。事務所側は、アルバム製作全般の業務を委託されていた「The Givers」代表兼プロデューサー「アン・ソンイル」がメンバーを惑わしていると主張。
メンバーたちは現在、すべての活動を中断中。奇跡的な成功を収めましたが、グループ人気に繋がっているとは言い難い状況で、後続曲でファンを増やして地歩を固めなければいけない大切な段階。メンバー側の行動については、問題があったとしても「なぜこのタイミング?」「もう2度と訪れない機会を無駄にしてまでやる価値があるのか」と疑問が頭をもたげます。