「Fifty Fifty」メンバー4人が、所属事務所ATTRAKTを相手取り、専属契約効力停止を求めて仮処分を申請。裁判所で進められた「調停」が不調に終わったといいます。
9日に行われた「調停」には、メンバーのセナとアランの母親、ATTRAKT経営陣、双方の代理人が出席。約2時間にわたって非公開でおこなわれましたが、合意に至りませんでした。裁判所は、16日までに当事者間で追加協議するよう勧告。しかし、メンバー側は16日、裁判所に「調停する意思はない」との意見を提出したとのこと。これにより、双方間の裁判が再開される見通しです。
「Fifty Fifty」は2022年11月18日にデビューした4人組ガールズグループ。無名事務所に所属しながらも、新曲「Cupid」の世界的大ヒットにより、大ブレイク。しかし、所属事務所ATTRAKT, ワーナーコリア, Cupidプロデューサーを巻き込む対立が勃発。
メンバー4人は「債務不履行」などを理由に、所属事務所ATTRAKTを相手取り、専属契約効力停止を求めて提訴。7月5日に開かれた第1回期日で、事務所側は「グループの音楽プロデューシングを担当したThe Giversアン・ソンイル代表によって、メンバーは操られている」と主張しています。