K-POPアルバムに「フォトカード」を入れる「抱き合わせ販売」について、韓国「公正取引委員会」が調査を開始。3日、HYBEに対しても、立入調査が行われたといいます。
公取はこれに先立って、31日にSMエンターテインメントに対する立入調査を実施。1日にはJYPエンターテインメント, 2日にはYGエンターテインメントに対しても調査を行ったといいます。今回の調査により、K-POP大手事務所全てに立入調査に入ったことになります。
公取が問題視しているのは、アルバムの「抱き合わせ販売」。芸能事務所はメンバー別フォトカードをランダムに入れたアルバムを販売。希望するフォトカードを手に入れたいファンは、同じアルバムを複数枚購入。アルバム売上増につながります。
事務所のそういったファン心に乗じた手法はエスカレートしており、批判的な声が高まっていました。NCT Dream最新アルバム「ISTJ」では、なんと「672枚」もフォトカードが製作されたといいます。
ある商品を販売する際、異なる別の商品を不当に組み込んでセット販売することは「抱き合わせ商法」と言われ、公正取引法上の不公正取引行為に当たる恐れがあります。公取がどういった判断を下すのか、注目されます。
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