「EXO」ベッキョン, シウミン, チェンが6月1日、SMエンタに対して専属契約解除を通告。理由は「長期間の契約をさせようとした。精算資料が未提供」としています。
これについて、SMは同日「精算、契約には何の問題もない」「3人は外部勢力に扇動されている。二重契約の恐れがある」という趣旨の声明を発表。
ベッキョン, シウミン, チェン側は2日、SMの声明に対する立場を発表。「外部勢力介はない」と反論しています。
3人の代理人を務める弁護士は「外部勢力介入の主張はアーティストの正当な権利行使という本質を回避し、世論を糊塗するための虚偽事実でアーティストたちは非常に惨憺たる心境」。
続けて「精算資料要求など本人たちの権利を求めることへの決心は、アーティストたちが長い悩みと苦悩を繰り返した末に自らしたものであり、いかなる勢力が介入したわけではない。SMとの専属契約以外に他の専属契約も締結したり試みたことがない」と説明。
また「精算資料は『閲覧』ではなく『提供』されなければならい。SMが拒否して専属契約解除に至ったのが事件の本質だ。SMはアーティストたちに後続専属契約書に捺印させ、17年または18年以上の契約期間を主張している。契約金を支給したこともなく期間上限もない後続専属契約を締結しアーティストを縛っておこうとする行為は正当だとは見られない」と主張しています。
さらに、契約には自動延長も含まれていたといいます。代理人は「SMで提示した後続専属契約第5条第1項には、最小数量のアルバムを発売できない場合、これを履行する時点まで契約期間を自動延長する内容が含まれた」として、「アルバムの発表数量を全て満たす時まで上限なく契約期間が自動延長されるという条項は明白な奴隷契約」と主張した。
ただ、EXO活動にについては、「SMとの専属契約を解除しても他のメンバーと共にチームとして活動することについては、誠実に継続する方案を模索している」としています。