「HYBE(ハイブ)」の職員3人が、未公開情報を基に、自社株式を売買した疑いで送検されました。
31日、金融監督院資本市場の特別司法警察は最近、HYBE所属職員3人を資本市場法違反の疑いで、ソウル南部地検に在宅送検したと発表しました。
彼らはBTS関連の業務を担当した職員。「BTSグループ活動休止」が公に発表される前に、その未公開情報を知り、保有株を売却。2.3億ウォン(1人最大1億5000万ウォン)の損失を回避した疑いがもたれています。
BTSは昨年6月14日、YouTubeを通じて「グループ活動休止」を発表。これを受けて、HYBE株は翌日、前日比24.87%と急落していました。
職員の送検について、HYBEは「捜査進行中の個人に対してなされた件なので、会社から申し上げることはない」と述べています。
金融監督院は「上場芸能事務所の場合、核心アーティストの活動計画が会社株価に相当な影響を及ぼす」「正しい方法で一般投資家に公開できるシステムを整えなければならない」と指摘。 また、役職員が未公開情報を利用できないように内部統制強化など投資家保護の体制を用意しなければならないとも強調しています。
