aespaとNCTドヨンが19日、「サークルチャート・ミュージックアワード」に出席。受賞スピーチで「イ・スマン」氏に言及せず、注目されています。
aespaとNCTはこの日、音源部門とアルバム部門の「今年の歌手賞」を受賞。
その受賞スピーチで、aespaは「私たちを応援してくださる多くの方々に感謝する。昨年1年間、たくさん愛してくださって本当にありがとうございました。私たちは今後どんな活動をすることになっても、素敵なアルバムで戻ってくるので期待してほしい」「会社の皆さんと姉さん, 兄さんたちありがとうございます」と感想を伝えました。
続いてNCTを代表して、ドヨンも「NCTがこのように良い賞を受けることになったのはメンバーたちと私たちを応援してくれるファンの皆さん、そして長く共にしてくれる兄さん、姉さんたちのおかげだと思う」「私たちは兄さん、姉さんたちさえいればどんなことにも動揺せずに頑張れるだろう。今年NCTはさらにかっこよくなり、大きくなるので期待してほしい」と力強く述べました。
SMエンタは所属アイドル同士の結束感が強い事務所です。SMアイドルは音楽番組や受賞スピーチで、必ず事務所関係者に言及し、感謝の意を伝えています。特に創業者で元総括プロデューサーである「イ・スマン」氏への敬愛ぶりは顕著で、真っ先に言及されてきました。それは所属アイドルの間で不文律があるように感じられるほど恒例となっていました。(一説には、イ・スマン氏排除を求める「物言う株主」にアピールするために言わせていたとの見方も存在。)
しかし、今回のスピーチには「イ・スマン」氏への言及はなく注目されました。両者は、SMで現在起きている経営権をめぐるゴタゴタを意識して、同氏への言及を避けたものと見られます。
「イ・スマン」氏はHYBEと組んで、SM支配権をめぐって、SM現経営陣と対立中。イ・ソンスSM代表は声明文を通じて「イ・スマン前総括プロデューサーの私欲で、aespaの新曲が延期された」と暴露するなど、騒がしい状況が続いています。