経営陣と創業者「イ・スマン」の対立が続いているSMエンタ。そのCEOが映像を公開。「イ・スマンの欲によって、aespaのカムバックが遅れることになった」と主張しています。
イ・ソンス代表は2月16日、YouTubeに「SMエンターテインメント代表取締役イ・ソンス声明発表_1次」とのタイトルで動画をアップ。
同氏はこの中で「SMは会社がこれ以上イ・スマン先生によって私有化されることを防ぎ、すべてのファンたちと株主たちのための そして私たちアーティストたちのための会社経営を進めようとし、その一環として、2月3日にSM3.0成長戦略を発表している」「今日は、この場ではSMがどうして今この状況に至ったのか、皆さんの前で詳しく説明したいと思う」と切り出しました。
映像の中で語られた内容で、注目されたのはイ・スマン氏の「植樹」とaespaのカムバック延期です。イ・ソンス代表によると、イ・スマンは最近「植樹」を強調しており、その裏には「不動産事業」に対する野望があるといいます。そしてその煽りを受けて、aespaのコンセプトが変質化し、カムバックが遅れることになったとのことです。
イ・ソンス代表は「昨年からイ・スマンは持続的に”植樹”を掲げたK-POPフェスティバルなどを唱え、色々な国に植樹キャンペーンをするとして突然Sustainabilityを強調してきた」、「この植樹、Sustainability、すなわちESGを標榜したメッセージと新しい市場開拓および文化交流を叫ぶ裏には、不事業権関連の欲望がある」「さらに深刻なのは、イ・スマンが主張するミュージックシティの建設にはカジノがつながていること」-
続けて「aespaのニューアルバム発売は2023年2月20日頃に予定されていた。 デビュー後、最初のコンサートが新アルバム発売日程に合わせて2月25日と26日の2日間にわたって開催される日程だった」、「(それが延期された)隠れた本当の理由は、植樹、すなわち、イ・スマンの不動産事業と連結された不思議な欲、意地、ここから出てくるプロデュースにあった」。
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イ・ソンス代表は「念入りに作った世界観を持っていたaespaにも、まったく似合わないこの植樹を投影した歌詞を入れた歌を歌うことを指示した」、「歌詞の一部にはJust sustainability, 共生, Greenismのような単語が入っており、実際初期段階の歌詞では直接的に”植樹”という単語まで登場し、メンバーたちは悔しがり、泣きそうになったりもした」、「イ・スマンのこのような無理な指示にすべての部署職員は既存の世界観、チームの色、これと全く似合わない歌詞内容、このすべてを繋げなければならないミッションを受け、このとんでもないディレクションによって誰も共感できないコンテンツが出てくることになった」と説明。
そして、イ・ソンス代表は「共同代表は、aespaのために今回の曲に対する発売を取り消さなければならないと決定した。 そのようにaespaカムバックは後回しになった」、「メンバーたちと私たちのすべての製作部署、そしてA&Rチームはこれを土台により一層誠意を尽くして新しい曲、新しいコンテンツを準備しており、近いうちに新しいaespaのカムバックを予定している」と伝えています。
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