「SMエンタ」が「カカオ」との資本・業務提携を発表。SM創業者で筆頭株主の「イ・スマン」氏が反対する声明を発表しています。
SMは7日、「カカオ, カカオエンターテインメントと戦略的パートナーシップを結ぶ」「カカオを引受先として第3者割当増資と転換社債を発行する」と発表。転換社債の転換権が行使された場合、カカオのSM株保有率は9.05%に達し、「イ・スマン」氏に次ぐ第2位の株主に躍り出ます。
これについて、イ・スマン氏側は法律代理人を通じて「SMの理事会が第3者に新株と転換社債を発行することは明らかに商法と定款に違反する違法な行為」と糾弾。
続けて「定款が定めたところによると、財務構造改善など経営上の目的を達成できない例外的な状況でのみ、第3者に新株または転換社債を発行できる」とし、「会社の経営権紛争状況で、経営陣の経営権や支配権防御など会社支配関係に対する影響力に変動を与えることを目的に第3者に新株または転換社債を発行することは違法だ」と主張。
これと共に、代理人は「筆頭株主代理人として違法な新株及び転換社債の発行を禁止する仮処分により、SM理事会の違法な試みを封鎖する」と伝えています。