KBS公式サイトの掲示板に、Avex日本人グループ「XG」の出演禁止を求める請願が登場しています。
請願は1月27日に、KBS視聴者権益センター公式サイトの掲示板にアップされました。タイトルは「嫌韓日本会社「Avex(エイベックス)」の全員日本人グループXGのKBSミュージックバンク出演に反対します」。
請願者は問題点について、次のように綴っています。
請願者「Avex松浦会長は、配信中の発言で議論を呼んだ。『全員日本人です。K-POPぽくはないよ。アメリカっぽいんだよ』『韓国のプロデューサーを使っただけで、全権利をAVEXが持っています』『韓国だって最初BOAとか日本にきて日本の真似してたんだから、こっちが負けてんから韓国のプロデューサーと組んでやってみようって徹底的にやったんだよ』と話した」
「そしてXGメンバーでさえ韓国で開かれたファンミーティングで、韓国人ロールモデルはいないと答えた。本人たちは『お母さんがロールモデル』という妄言を日常的に行い、アメリカの雑誌とのインタビューでは、アメリカのポップ歌手がロールモデルだと言った」
「韓国語もまともに駆使できないグループだ」「グローバルを叫びながらK-POP市場で韓国アイドルを模倣しながらも、K-POPではなくX-POPだと叫ぶグループ。こういうグループが公共放送KBS、それもミュージックバンクに出るのは正しいのでしょうか」
請願者は「ミュージックバンクはオープニングコメントで『韓流熱風の中心』といいます。KBS Worldを通じて世界中に、韓国のK-POPを知らせる素晴らしい番組です。しかし、韓国を利用するだけだというグループが堂々とミュージックバンクに出演するのは理解できません」-
続けて「韓流の流れを利用しようとする嫌韓企業が公共放送KBSの電波を利用することは許されません。国民の受信料で運用される公共放送KBSでこのようなことが繰り返されないことを願っています」「KBSの影響力が誤用されないことを願っています。資本の論理だけで動くケーブルチャンネルには出演しても、公共放送KBSでは絶対あってはならないことだと思います」と書き込んでいます。
この請願には2月2日16時現在、「484」の同意が付いています。KBSは30日の間に「1,000」以上の同意を得た請願に対して、答弁を出すことになっています。同請願が2月26日までにその大台を達成できるのか、またその際にKBS側が出演禁止を求める声にどのような回答を出すのか、注目されます。
「XG」は日本の大手事務所Avexが生み出したガールズグループ。昨年デビュー。日本の事務所制作で、メンバーも全員日本人で楽曲は英語ですが、韓国を拠点に活動中です。
しかし、関係者やメンバーの言動からは、K-POPとの関係を矮小化する意図が見られています。K-POP人気に便乗する割に、リスペクトを示さない姿勢には、韓国で批判の声が噴出。そういった声に対して、最近「XG」プロデューサーが声明を出し、釈明に乗り出しています。
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