「NewJeans」のプロデューサー「ミン・ヒジン」氏が、インタビューで「グループの成功は『HYBEの資本力』が主因ではない」と述べています。
「cine21」とのインタビューで、「ミン・ヒジン」氏は「簡単に『HYBE資本』を叫ぶが、個人的には同意できない表現」、「投資資金が決定され投資が成功した後の、実際の細かい経営戦略はHYBEと関係のないレーベル(Ador)の独自裁量だ」と述べています。
続けて「NewJeansの1st EPの予算は無駄に組まれなかった(計画・企画ありきで、予算がついた)。 MV4本の制作費についても、『HYBE資本』という話が多かった。 HYBEはAdorの制作プランや、費用の使途についていちいちコンファームできない」、「 運営の自律性が保障されたためだ。 我々の予算は他社や他の(傘下)レーベルと大きく変わらなかった」-
さらに「むしろコストパフォーマンスがはるかに高い方だと言える。ないよりはましだが、予算が多いからといって必ずしも良い作品につながるわけではない。長い実務で経験を基に、創作とコストのバランス取りに努力している」「計画のない無分別な支出と消費は決して良い創作物と事業の結果にはつながらない」。
「ミン・ヒジン」氏はSMエンタでアートディレクターとして活躍。その手腕が評価され、HYBE入り。当時のことについて、「HYBE以外からも似た規模の投資提案を受けた」「当時、私には多様な選択肢があった。投資先がどこであれ「創作の独立」「無干渉」の条項は最優先順位だったはずで、事実上必ずHYBEでなければならない理由もなかった」とも述べています。HYBE以外でも成功できた、との自信が感じられます。
「NewJeans」は昨年8月にデビュー。フレッシュなコンセプトとそれまでのK-POP界に見られなかった曲調で、韓国チャートを席巻中。K-POP界に新しい風を吹き込んだとの評価を得ており、K-POPファン以外からもリスナーを獲得。今月リリースされた新シングル「OMG」と先行曲「Ditto」は、Billboard「Hot100」にチャートイン。K-POPグループとしてはデビュー後最短期間でのチャートインで、複数曲エントリーはK-POPガールズグループではBlackPink以来2組目。グローバル市場でもインパクトを残しています。
ミン・ヒジン氏のインタビューからは、短期間でそんな成功を成し遂げたグループの”生みの親”としての自負が感じられます。しかし今回のインタビューに対しては、「HYBE」傘下によって得られる恩恵を低く評価していると受け取る向きもあり、批判的な反応も聞かれています。オンラインコミュニティでは「自信過剰」「メンバーはHYBEに入りたくてオーディションを受けた」「直接創業して会社を設立すればよかったじゃん」といった声が寄せられています。果たしてミン・ヒジン氏は、HYBE以外でも成功を収めていたんでしょうか。気になるところです。
▼「恩知らずの自意識過剰。資金は他のところで同じように引っぱることができただろう。でも、HYBEとBTSのネームバリューは? それが広報に全く役に立たなかったの?」
▼「じゃあNewJeansのMVも、HYBEのYouTubeチャンネルにアップせずに、自分のところにアップしたらいい」
▼「HYBEじゃなかったら果たして、MVを4つ撮って デビュー当初からあれだけの関心を もらえただろうか」
▼「プロデューシングは良くやったと思うけど、デビュー前にBTSのMV出演に出演させていたじゃん。ブランドアンバサダーにグループアプリまで…それを全部HYBEじゃなくてもできたのかな?」
▼「この方、インタビューさせないほうがいい。」
▼「いや、それなら本人が直接創業して会社を設立すればよかったじゃん(笑)」
▼「HYBEに居ることの恩恵を受けて、デビューしておきながら。全部自分のおかげと言う(笑)」
▼「この人はグループよりは自分が注目されることが、もっと重要なようだ。マネージャーが俳優より有名になる感じだよ」
▼「そもそもNewJeansの子たちも、ミン・ヒジン目的ではなくてHYBEでデビューしたくてオーディションを受けたんじゃないか」
▼「これが、ミン・ヒジン最近のインタビューの中で一番傲慢だと感じた部分だ」