「カカオ・エンターテインメント」が、韓国の「公正取引委員会」から調査を受けているといいます。
「カカオ」には最近、Facebookページ「アイドル研究所」を傘下に収めていることが発覚。そのページには、ライバル会社所属ガールズグループに対するゴシップが掲載されており、「自社アイドルを援護する意図があったのでないか」との疑惑が浮上。韓国では「逆バイラル」騒動と言われています。
「site:」でサイト内検索してみると、カカオ傘下スターシップ所属グループ「IVE」は「5000件」のヒット。一方、他事務所所属グループのヒット件数をみると、「aespa」は「900件」, 「Le Sserafim」は「491件」, TWICEは「2300件」。「IVE」に対する言及が極めて多いことが分かります。
「公正取引委員会」は16日、表示広告法違反に当たる可能性があるとして、「カカオ・エンターテインメント」本社に調査官を派遣。カカオが「アイドル研究所」を買収した時期や、カカオ所有であることを明らかにせずに運営した理由などを調査したといいます。
カカオは「アイドル研究所のページを運営してきた代理店の未熟さにより、一部著作権を侵害した掲示物があることを確認した。綿密に管理できなかった責任を痛感し、事案を認知するやいなやそのアカウントは閉鎖した」「今後も運営計画はない」と明かしています。
また、ライバルグループを中傷する意図があったとの疑惑については、「全く事実ではない」と否定。「調査が実施されたのは正しい。調査の原因と目的など詳細は言及し難い」と述べています。