「2022ジニー・ミュージック・アワード(2022 GMA)」が8日、韓国で開催。「NCT Dream」が大賞を獲得し、K-POPファンをざわつかせています。
今年の大賞は3部門。「今年の歌手」, 「今年のアルバム」, 「今年の音源」。このうち、「NCT Dream」は前者2部門を受賞しました。
メンバーたちはスピーチで「最高アルバム賞を受賞した。コンサートの時に話したが、これからが始まりだ」「イ・スマンさんをはじめ、SMエンターテインメントのみんな感謝している」「2022年後悔なく走ってきたと思う。このように大きな賞をくださって感謝の言葉を申し上げたい」と喜びを伝えています。
しかし授賞式終了後、オンラインコミュニティでは「NCT Dream」の大賞受賞に疑問の声が噴出。「ネイトパン」では、複数の投稿が相次いでトレンド入り。多くのネットユーザーは「音源成績が低いのになぜ獲れたの?」と首をかしげています。
大賞3部門の選考基準について、公式サイトには「音源60%+審査40%」と書かれています。フィジカル成績は考慮されません。
「NCT Dream」は今年2枚のアルバムをリリース。3月に2ndフルアルバム「Glitch Mode」をリリースした後、5月にそのリパッケージ版「Beatbox」をリリース。そのタイトル曲の音源成績(Genieデイリー)は以下の通り。「Glitch Mode」の最高位は「41位」, 「Beatbox」は「84位」。
今年活躍した「(G)I-DLE」と「IVE」の成績(Genieデイリー)を見ると、「Tomboy」と「Love Dive」の最高位は「1位」。両曲はリリースから半年以上にわたって、TOP20をキープし続けています。2曲の半年後の順位は、「NCT Dream」のリリース直後の最高位(「41位」「84位」)より高い。
「NCT Dream」は、この2組に加えて韓国内で絶大な人気を誇る「イム・ヨンウン」などを差し置いて、「大賞」を受賞。多くの人が驚愕し、疑問を抱くのは当然といった結果です。
オンラインコミュニティのコメント欄では「IVEとアイドゥルの審査点がゼロだったのかな」「すごく悲しい。中小事務所のアイドルはもらえない」といった声が寄せられています。
▼「NCTのファンたちはこれは問題だよ。誰が見ても絶対に大賞をもらえない成績だ」
▼「IVEとアイドゥルの前で恥ずかしくないかな? 自分たちだけで大賞歌手だと浮かれてたけど」
▼「アルバム販売量が含まれれば、理解できるけど、音源と審査だけだから(笑)IVEとアイドゥルがいるのに、どうやって大賞とったんだろう。批判じゃなくて気になる。IVEとアイドゥルが審査で0点だったのかな」
▼「デイリーなんてどうでもいい。年間チャート1位と2位を抜いて、年間チャート未進入歌手が大賞をもらったんだよ」
▼「音源6審査4だったけど、審査基準マイナスもある? マイナスにならないと音源6に勝てないと思う」
▼「真の操作企業はSMだ」
▼「すごく悲しい。中小事務所のアイドルやイム・ヨンウンは大賞をもらえない」
▼「SMは本当に変わらないね」
▼「まったく自慢できない大賞」
▼「イム・ヨンウンのファン達、ジニーを告訴したんだって」
▼「SMは韓国のジャニーズみたい。K-POPのグローバル化進展すればするほど、劣後していることが浮き彫りになる」
▼「去年は127が大賞だったよ。そういう授賞式なんだよ」