Everglow(エバーグロー)「イロン」の挨拶に、韓国ファンからは批判の声が出ています。
2日、Everglowは3rdミニアルバム「Return of The Girl」の発売を記念するファンサイン会を行いました。
メンバー達は2022年を迎え、ファンに向かって挨拶をしました。メンバー6人のうち5人が「韓国式」お辞儀をしましたが、中国人メンバー「イロン」は、他のメンバーと異なるお辞儀を披露。立ったまま拍手をし、片手でもう一方の手を握る中国式の挨拶をしました。
この様子が中国SNSで広まると、中国ネットユーザーからは称賛の声が。「中国人は天と地、親にだけひざまずく伝統があるが、よくやった」「中国人はむやみにひざまずかない」「中国の伝統を守る誇らしいK-POP歌手」といった反応が寄せられています。
4日付の中国共産党系メディア「グローバルタイムズ」は「K-POPグループの中国人メンバーが韓国で伝統的な中国式挨拶をし、賛辞を受けている」と報じました。
一方、韓国ネットユーザーの反応は冷ややかです。オンライン・コミュニティでは…
▼「中国に行ってアイドルになってほしい」
▼「K-POPしないでほしい」
▼「中国で活動すればいい。どうして韓国で活動するのか」
▼「この子はいつもなんか起こしている」
▼「この子は一度や二度じゃないから驚きもしない」
▼「C-POPで頑張ってほしい」
といった反応が寄せられています。
「イロン」は昨年3月、強制労働で問題になっている「新疆ウイグル自治区」で生産される綿を支持する書き込みを掲載し、議論を呼んだことがあります。
また昨年11月には、ファンサイン会の場で、中国のファンに「私が中国人だということが本当に誇らしい」「中国語で話したいが、韓国で活動しているため制限がある。所属事務所から気をつけろと言われた」と発言し、批判を浴びていました。
▶(Everglow「イロン」中国に帰国へ – 2月末まで活動不参加)