IZ*ONE活動再開を目指して行われている「クラウドファンディング」。その調達額が、32億ウォン(約3.2億円)を突破。しかし、IZ*ONE再始動の可能性は「ゼロ」に近いといいます。
IZ*ONEは2018年に放送されてMnet「プロデュース48」を通じて結成され、今年4月29日に活動を終えました。当初から活動期間は「2年半」と発表されていましたが、一部のファンは解散に反対。解散を目前に控えた4月21日に、活動再開を求める「クラウドファンディング」がスタートしました。
クラウドファンディング・プラットホーム「Wadiz」で目下実施中の本ファンディングは開始40日で32億ウォン(約3.2億円)を突破したといいます。先月25日-30日には、展示会も開催。ファンディングは今月21日まで続きます。
東亜日報はファンディングを主導する平行宇宙委員会の代表に取材。代表は「2年半の契約職で実績が良ければ正社員になれると、考えて休まず働いてきたが、更新1カ月前に解雇通知を受けた臨時職の立場と見れば理解が早い」、「実績が良ければ延長できるという信頼がファンの活動の基盤になってきて、このような動力でIZ*ONEは歴代プロデュース関連グループの中でも目立った実績を収めることができた」と語りました。
東亜日報はまた、IZ*ONEメンバーの事務所関係者にも取材。IZ*ONE再結成について「実現の可能性はゼロ」と話しています。
関係者たちは「30億ウォンは、アルバム1~3枚を出して活動する資金として十分である。しかし実現の可能性はゼロ」とし、「解散当時、所属事務所間の議論で決着をつけた。すでに各メンバーが現所属事務所で次のプランを準備中であるため、流れを引き戻すことはできない」と口を揃えました。実際、日本人メンバー達はすでに帰国し、元のグループに復帰し活動を再開しています。ハードルはかなり高そうです。