「カカオとネイバーが、SMの持分取得を目指している」との報道を受けて、SMが立場を明らかにしました。
SMエンターテインメントは27日、公示を通じて「事業提携及び持分投資関連の多角的な議論を行っている」と交渉の事実を認めた上で、「現在までどのような内容も確定していない。今後関連事項が確定する時点または1か月内に再公示する予定」と明らかにしました。
前日、毎日経済新聞は「ネイバーとカカオエンターテインメントがコンテンツ強化を目的に、SMの持分買収を巡り、しのぎを削っている」「筆頭株主のイ・スマン代表プロデューサーが所有する持分(19.21%)の一部または全部の取得を目指している」と報じました。SMの株主構成は、小口株主が大半(64.72%)を占めています。
また、「イ・スマン氏は、ネイバーやカカオなど大型プラットフォーム企業と提携し、コンテンツ拡張力を強化する必要があると判断したようだ」とも伝えています。
SMエンターテインメントは、イ・スマン代表プロデューサーが1989年に設立したSM企画を母体に、1995年に創立されたエンターテインメント会社。「H.O.T.」や「S.E.S.」「東方神起」「少女時代」など数多くの有名グループを誕生させ、K-POP業界を長年にわたってリードしてきました。